2015年5月9日土曜日

飯山市で市民の申告書が流出

長野県飯山市は4月22日、市民の住所や氏名、収入などが記載された確定申告書が外部に流出したことを受け、足立正則市長、月岡寿男副市長、長瀬哲教育長3人の給料を減額し、同市の税務課に関係する職員10人を同日付で減給・戒告処分とすることを発表しました。足立市長、月岡副市長は2カ月の減給10%、長瀬教育長は1カ月の減給10%とする条例改正案が市議会に提出されます。


流出した文書は、4月9日に税務課がパソコンからプリントアウトした約3千人分の確定申告書を段ボール箱に詰めて処理業者に渡したもの。規定では個人情報を含む文書を処分する際はシュレッダーで裁断するか、職員が直接焼却場へ持っていくよう定められていましたが、職員はそのいずれも行っていませんでした。運び込まれた段ボール箱から1枚が風で飛ばされ、翌10日に申告書を拾った人から連絡を受けて流出が発覚しました。
市によると、周辺を調査して同様の散逸がなかったことを確認したそうです。同市の税務課では、確定申告書の電子データ利用が可能になった平成24年から、プリントアウトした申告書をそのまま処理業者に渡していました。市は前職を含む担当職員10人に対して減給などの処分を決定。今後、個人情報の取り扱いに関するマニュアルを作り、職員の間で共有させていくとしています。